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焦香

管理人丸が日常や趣味(漫画や映画)等について語っているゆるいブログです。 暇な人間が閲覧すればよかろうなのだ。

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ヒュージャックマン主演「ファウンテン」観ました。

以下感想です。

まぁもうDVD化されて大分経ってるので

ネタばれとか書くべきか書かない方がいいのかわからないですが一応下げます。

感想と言ってもそんなに深く掘り下げないけどね。

難しかったので文章にするのがね…

では以下より。



感想ー。

いやー、あんま下調べしなかったのがいかんかったな(笑)←

予告とか、DVDの裏とか見てお、今回は恋愛ものなのかなと単純に考えて借りました←←

まぁ、恋愛っちゃあ恋愛なんだけど、深かったですね。

まず始り方が、ん?これ映画間違ってないよな?wって感じでしたね。

だっていきなり何か創世記とか、ファンタジーっぽい感じのストーリーが始まり、

カーズが漂ってそうなよくわからん空間に戻って、現実へ流れて…

これ、最初頭整理するのが大変でした。

でも、この最初の3つの視点を理解してないと物語が楽しめないようになってるんだよね。



はい、簡単に説明しますと、

まず、ヒュー演じる主人公トミーと奥さんのイジーの世界があって、ここが主軸。

次に、聖書の創世記を受けて尚且つマヤ文明にも影響されている、

イジーが描く物語「The fountain」の世界。

最後にトミーの意識の世界。

この3つの世界がリンクし合っているストーリーになっております。

それぞれの世界での関係を映画見つつ頭で繋げるのが苦労しますね。



おおまかなストーリー。

トミーはある研究所の博士で妻イジーの脳腫瘍による障害を消すために

そこで猿を使って新薬の研究をしています。

妻のイジーはマヤ文明と(キリシタンだからというのもあると思うが)

聖書の創世記に影響を受けて小説を執筆しています。

研究で、グアテマラから持ってきた樹の細胞を使った新薬を開発し、

研究対象として使っていた老猿がみるみる傷も回復し、ほとんど無かった毛も生え、若返りをした。

が、その猿は若返ったものの、トミーが望んでいた脳腫瘍の消滅は見られなかった。

ある日、イジーがついに発作を起こして倒れてしまう。

一時は回復したものの、彼の研究した新薬を投与できることなく亡くなってしまった。

皮肉にも彼女が亡くなったその時に同僚の研究員から

↑の新薬を投与した老猿の脳腫瘍が癒えていると告げられた…

「あとは決断をするだけだ」

その決断が間に合わなかった、もっともっと早くに効果が見つかれば…

トミーは悲しみにくれた。

そして生前のイジーからもらったペンとインク「物語を書く為の道具」。

「(私は死が怖くなくなった続きがどうしてもかけないの)この物語を書くのを手伝って…」

彼女の言葉を思い出した。

研究所に戻り、

「死とは病だ。死を治療する…不死の新薬を研究する」

そして彼はまた研究に熱心するのであった。

…ここからは2つの世界の行き来。

物語の続き、

「生命の木」を見つけその樹脂を傷ついた身体に塗る物語の中の主人公(=まぁトミーのことなんですが)

傷は癒え、これで女王陛下(=現実でいうイジー)が「イヴ」になり、自分が「アダム」となれる…!

と思ったが、マヤ文明の最初の人、自分の死によって世界を創造した…

彼の癒えた腹から「植物が育ち」アダムにはなれず、物語は終わる。

そして、彼の意識の世界。

生命の木(=イジー)は現実でイジーが死んだときに同じく枯れてしまったが、

マヤ文明で言われていて、イジーが死を恐れなくなった基、

死に絶える今際の時の燃え尽きる星、マヤ人はそれを「黄泉の国」と呼んだ、

その場所へ彼の意識の○の世界がその星へ辿り着く。

生命の木は咲き乱れ、「黄泉の国で永遠に生きる」。

つまり現実で不老不死の薬が完成した。(って私は考えてます…)

そして二人は「永遠に一緒である」。

現実に戻り、イジーが望んでいたマヤ人最初の人のように、

彼女を研究所の同僚リリアンの農場へ埋葬し、そして「植物の種を埋めた」。



はい。謝ります。

わかりづらいですよねすみません。

でもこれは実際見て自分で理解しないとわからないと思います。

つまりは、創世記の考え方とマヤ人文明を本位にしてるストーリーだったわけです。

それをトミーとイジー夫婦の人生にのせて、尚且つイジーが執筆する「The fountain」と、

トミーの意識の世界をリンクさせて描いた映画ですね。



感想。

イジーが一回倒れて、トミーに面会するときに涙腺崩壊です。

本当にね、トミーの頑張りとか気持ちとか色々考えるとぶわあーですよ。

彼女のために研究する、彼女はそれよりも彼に一緒にいてもらいたい、

彼女と一緒にこれからも居たい、彼女は死を受け入れている、

彼女を自分の開発した薬で治したい、彼女は執筆を託す…

あああああ…(´;ω;`)

葛藤がね…

何かもう凄くイジーへの愛がひしひし伝わってくるんだよね。

愛だけじゃなくてはがゆさも悲しみも。



さて演技はと。

ヒューは本当に素敵だった。

憤慨して苦しくて愛してるトミーの表情が良かった。

キャラクターの内面がにじみ出て、見てる側に凄く伝わる。

役柄的には3つあるけど、やっぱりトミーを演じてる時が一番良かったな。

あ、「物語」の最後のシーンで、体から植物が生えるんだけど、

そこでジョジョ6部の懲罰房のあのシーンと緑の赤ちゃんを思い出した私(笑)

ジョジョのがえぐいけどな←

あの「物語」のそのシーンは凄く印象的。

あとそれから、結婚指輪がね…

トミーと一緒に泣きました。

えっとそれから、リリアン役の女優さんも良かったですね。

ベテランってオーラが出てました。

彼女も重要な役割でしたね。

うん、イジーも目がよく語ってた。



あー、個人的には良かったと思いますが、これを劇場で初見してたら頭抱えるだろうな。

うん、構造が難しいし、見ている人によっては置いてけぼりくらうと思う。

うちは例えば…スパイダーマンとか誰しもがわかりやすい映画も好きだけど、

こうやって考えることが多い映画も好きなんで楽しめました。

でも初見ですべて理解するのは難しいのかなと思ったね。

その構造の繋がりを考えるのも楽しいけどうん。

意見がわれる映画だと思いました。



以上「ファウンテン」感想でした。

まとまってない長文をここまで読んで下さった方お疲れ様でした。





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