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焦香

管理人丸が日常や趣味(漫画や映画)等について語っているゆるいブログです。 暇な人間が閲覧すればよかろうなのだ。

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本日1月19日公開

「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

観てきました。

最高です。

でもこれはR15つくよなって感じでした。

血、肉塊、グロが駄目な方は絶対観ないほうが良いです。

オープニングからもうね…



では、いつもどおりまとまりの無い感想を以下書いていきますので、

観てない方はお気をつけ下さい。
















「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

2008年最初に映画館で見た映画になりました。



愛ゆえの殺人でした。

愛はこうも人を変え

憎しみを生み

人を狂気の殺人鬼へ変えるのか…

皆ただ自分の望む生活を送りたかっただけ。

幸せな生活、当たり前の生活、愛に満ちた生活。

それを奪われた者、

奪った者、でも満たされない者、

憧れの生活を送りたかった者、

当たり前の生活を送りたかった者、

愛してる人と一緒に暮らしたかった者。

人それぞれあるのです。

愛は憎しみを生み、

憎しみは疑惑と憎しみを。

悲しい哀しいある男の物語でした。

またそれに翻弄された人のお話。



なんとなくこうなるかなってのは読めたりしたのとかあったけど、

スウィニーの殺人は読めないです。

あぁ~、いつ切るの!?切っちゃうの!?

って感じ。

急にパッて切るからびびる。

でも、切る人を選んでるのが良かった。

ちゃんと家族がいる人は切らなかった。

それは目の前に妻子がいたからかもしれないけど、

でも…やっぱり奪えなかったんだろうな。

ってのもあるとは思う。

あと、ミセス・ラベットも言ってたけど“足”がつかないようにって。

最初は、ぬちゃあぁって切ってたけど

あとからリズムよくスパッスパッっと。

判事が来たときは心臓がばくばくでした。

どのタイミングで切るのかなって。



彼は見事復讐を遂げました。

でも、復讐ってものは哀しいね。

新たな憎しみを生むし、また復讐に目を曇らせて

見境無しに愛する妻までも…

哀しいね。

最後に妻のルーシーを自分の膝に横たえて

あの理髪師の歌を歌ってたのがとても印象的で良い。

そして大事な人、ミセス・ラベットを殺されたトビーが

スウィニーを…

あの静かな哀しい最期が好き。

真っ赤な真っ赤な最期。

復習劇の末路。

…愛ゆえの。



ジョニーの演技は最高でした。

言うこと無しです。

歌も上手かった。

高めの音も良かったし、心情が歌い方によく表れてた。

殺す瞬間の目とか、ラベットの歌のときのだらんとした表情とか

さっきも書いたが、最後のときも。

良すぎて言う事ないです。

ただ最高で、演技がまた新しく拓けてた。



ミセス・ラベット役のへレナ。

ヘレナは高音が本当に綺麗。

ラベットは本当は優しい女性。

子供が好きで、海の近くで家族で暮らしたくて。

でもスウィニーを愛してしまって、

彼のために彼のために尽くしたのに。

でも思いは通じない。

哀しい最期。



アランは、役が役だけに確かに少し隠れてしまったね。

でも、演技はやはりさすが。

歌が…(笑)



トビーは辛いトラウマが出来てしまったね。

彼も、自分を救ってくれたラベットのために

スウィニーを殺した。

愛ゆえに。まっすぐなゆえに。

事の全部を知っているのは彼一人。

あれからどう成長していくのだろうか。

やや不安。



ルーシーがあのうろついている女性だっていうのは読めました。

哀しいね。

ラベットも彼のためと。

精神がおかしい風に描かれていたけど、

的を得てること言ってるなと思いました。

「悪魔が…!魔女がいるよ!」

って。まぁ正しいなと。

彼女も巻き込まれてしまった一人。

それも愛から生まれたのです。



ジョアナは自分の父親母親を知らない。

彼女はあの写真を持って行っただろうか。

自分を殺そうとした彼が自分の父親だ何て思わないだろうな…

あの人と良い生活を送ってください。



グロについて。

初っ端からきつかったです。

血が流れ肉が搾り出されまた血が流れ下水にゴポゴポ

ちょっと上のほう見て深く考えないようにしてた(苦笑)

あれ人間の血と肉なんだよなって…

あとは最初のほうのカミソリですね。

ゆっくりぬちゃあぁって切る感じが喉がむずかゆくなる。

あとは、パスタマシンみたいに肉がにゅるって出てくるのとか。

あれ自分のトラウマなんです。

ソーセージつくりのときのね…。

羊の腸にミンチ肉をつめる感じに似てた。

あのソーセージつくりのトラウマ以来、

6年くらいソーセージを、進んでは食べなかった。

あとはばらばらの人間の部位が転がってたりとか。

判事の喉をメッタ刺しにしたときとか、

トッドの最期とかね。

全体的に血がとても多い映画でした。

でも、ティムはちゃんと配慮してくれてた。

最初の殺人の後はちょっと血が無かったり、

全体的にグロいからエンディングに明るめの

駆け落ち男のジョアナへの歌使ったし。

灰色の世界だったから、血の赤が余計に目立った。



音楽について。

もとがミュージカルなので、映画もミュージカル調に。

歌のテンポが良い。

言葉遊びが多かったし、皆歌が上手かった。

特に、掛け合いのところは凄く良い。

トッドとラベットの掛け合い。

似たような歌詞なのに、言ってることは対照的。

トッドとあの彼(ジョアナと駆け落ちする人)の掛け合いもね。

トッドと判事の掛け合いが良い。

普通に二人とも綺麗だし、それに歌詞がね。

うん。題名が「PRETTY WOMAN」

あの二人が「PRETTY WOMAN」って

言ってるだけで何かウケた(笑)

あとやっぱり一番好きなのは

「彼には美しい妻がいた…(省略)」

の歌。

あれ凄く好き。

あと、CMでもやってる

「俺の復讐…(中略)そこの紳士、ヒゲソリはいかが?(後略)」

ってとこも良い。

韻の踏み方が良かった。

トッドとラベットの歌ってた、肉の例えが上手い。

月曜にサントラ買おう。



演出について。

色が良かったです。

灰色の中に真っ赤な赤。

際だって良いですね。

顔を白く見せたり。

リズムとカメラワークがあってた。

ミュージカル調だったからより楽しめた。

血の流れ方とか噴出し方も良い。

ルーシーとかトッドは静かにとろっと。

で判事とかはブシュッとゴポゴポって。

ティム・バートン監督はやっぱり良い映画をつくるなぁ。

大好きだ。



トッドとラベットのメイクが良かった。

病んでる感じが良い。

トッドなんか本当に、昔の幸せなパパとは対照的。

ラベットの理想は、笑えました(^ω^)

二人とも衣装が…w

ラベットは楽しそうなのに、トッドはズンッて(笑)






本当にまとまりのない感想(苦笑)

また2月に観に行こう。

今度は前売り使ってね。

早速だけど、もうDVDの特典が観たいです。

インタビューとか、舞台裏が楽しみ。



以上

「スウィニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」

でした。




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