焦香
管理人丸が日常や趣味(漫画や映画)等について語っているゆるいブログです。 暇な人間が閲覧すればよかろうなのだ。
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エンポリオです。
間違えた丸です。
今日図書館行って借りてきて、6部読破しました。
以下感想ですが、まぁいつも通り日本語の文としても内容としてもまとまってません。
ユリイカでジョジョ批評してた人みたいな論文が書けるよになりたいです。
とにかく圧倒されました。
5部のレクイエムの時みたいな感覚。
大好きだけど、読むのが一番辛い部になりました。
6部って終わりの話だったんですね。
エンポリオに希望を託して一巡した世界は似たような人はいるけど、
それは徐倫じゃなくてアナスイじゃなくて、
エルメェスでも、ウェザーでも、承太郎でもない。
違う世界。
辛い。
ほんとに辛い。
ウェザーの意思とみんなの希望でプッチという脅威は倒されたけど、辛い。
僕は、僕の名前はエンポリオです。
全て覚えているのはエンポリオだけ。
うわぁぁ。
一巡した世界でアナスイと徐倫は結婚できたでしょうか。
ウェザーは、承太郎は、エルメェスは、皆は幸せなんでしょうか。
エンポリオは幸せになれるのでしょうか。
置いてきた世界は消滅したんでしょうか。
本当に深い深いストーリーでした。
「読者の皆さん、何が悪いのか考えてみてください。」
どこからこの悪の元は始まったのでしょうか。
聖書の(確か)アブラハムの話のようでした。
「罪の意識が無いことが最悪だ。」
難しいですね。
当人以外から見ればそう見れるでしょう。
皆皆愛していただけなのにね。
プッチという人物形成にの中にはDIO様が大きくかかわってきます。
DIO様は遙か1世紀以上も前に生まれ、
ジョースター家と戦い、死に、「天国」を目指した。
ジョースター家の意思も継がれたけど、
DIO様の思想も受け継がれた。
ならばやはり悪の根源はDIO様だったのだろうか。
でもDIO様がこうゆう人生を送ったのは、
ブランドー家の家庭環境や、その時代背景、
そしてジョナサンとのかかわりがあったから。
つまりこのプッチの世界一巡はやはり、全て絶対的な「運命」だったのでしょうか。
皆皆、それぞれ眠れる奴隷は目覚めたのでしょうか。
「運命とは自分で切り開くものだ。」
と承太郎が言うように、そうであると思いたい。
いや、そうなのでしょう。
眠れる奴隷は絶対的な運命から抗う。
それが人間賛歌。
みな前向きに生きていっているんです。
一人一巡したエンポリオも自分の足で運命を切り開いていって欲しいものです。
6部のメイド・イン・ヘブン執筆時、
荒木先生はどんな気持ちだったんだろう。
4部の時点で第9部までプロットはあると言っていたけれど、
それぞれの部のを書き終わった後の展開を考えるのよりも、
この6部の後の展開を考えるのは相当大変だったと思う。
詳しい内容を知らないんで、これから7部のSTEELBALLRUNを読むのが凄く楽しみです。
今までジョジョ1~5部読んできたけど、
特に6部は非常に哲学的な宗教的な、でも科学的でもあるストーリーでした。
凄く深いです。
ほんと圧倒されて、読み終わった後しばらくボーっとしてました。
深い悲しみと、終わったという感動と、色んな感情があふれてあふれて。
ただ荒木先生は素晴らしい漫画家だと思いました。
漫画家の域ではないですよ。
「芸術」・「アート」と、それも勿論ですが、
ストーリーが一種の哲学ですよね。
色んな意味で作品に引き込まれます。
大袈裟だけど、いや大袈裟ではないけれど、
このジョジョは後世に読み継がれるべき。
ジョジョって色んな角度から読めるから楽しい。
大好きだ。
エンポリオ。
僕の名前はエンポリオ。
希望を紡いでいく存在。
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