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焦香

管理人丸が日常や趣味(漫画や映画)等について語っているゆるいブログです。 暇な人間が閲覧すればよかろうなのだ。

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part5です。

今回は公開終了ギリギリに観に行った

「パフューム~ある人殺しの物語~」

です。

以下ネタバレのオンパレードになっております。

これから観る方はお気をつけ下さい。

では、いきます。















「パフューム」は、今年宣伝や前フリなどをあんまり知らないまま観に行った映画の中で

1番面白かった映画です。

パイレーツに並ぶくらいの面白さでした。

いやね、大きいPOPで見たときは何か香水の話なんだなってくらいにしか思ってなかった。

…ただの香水を作る映画じゃなかった!



18世紀パリの市場

この物語の主人公グルヌイユは、魚の腸の上でこの世に生を受けました。

母親は逃げ出し、グルヌイユは独りぼっちになりました。

当時のパリは皆さん知ってのとおり、大分不衛生な環境でした。

グルヌイユはそうゆう環境で生まれ育ったせいなのか、神からの贈り物なのか

嗅覚がとてもとても優れていました。

しかし、貧乏な底辺層での苦しい暮らしではグルヌイユの求める香はありませんでした。

そんな折、孤児院から革職人へ売られたグルヌイユはある日パリの街中に配達へ行きました。

パリの街中はグルヌイユの嗅いだことの無い香がたくさんありました。

食べ物、果物、葡萄酒、化粧品、そして当時のパリで大流行した

「パフューム(香水)」

グルヌイユふと街中を歩いているとある香に引かれ興奮を抑えきれなくなり

その香のあとを辿っていきました。

その今までに嗅いだことのないグルヌイユを強く惹きつける香は

プラム売りの若い赤毛の女性の香でした。

その香を嗅ぎたいがために彼女に近づきました。

彼女はもちろん驚きました。

声を出されそうになったので口をとっさに抑えました。

…あやまって彼女は死んでしまいました。

彼女の死により、愛の香は消え去ってしまいました。

2度と嗅げない愛の香をとどめておくにはどうしたらいいか…

グルヌイユは自分の天命はこの少女の香を香水にすることだと悟りました。


グルヌイユは香水調合師のバスティーニに弟子入りしました。

弟子入りし、色々な方法で何人もの女性の香を採取しましたが、全て失敗に終わりました。

絶望しかかったグルヌイユにバスティーニは香水で有名な街へ行きなさいといいました。

その街の香水師に紹介する代わりにその条件として、

今までグルヌイユが調合した香水のレシピを置いていきなさいと言いました。

たくさんの素晴らしい香水のレシピを手に入れたバスティーニは幸福の中、

橋ごと家が崩れ落ち、死んでしまいました。

実は孤児院のおばあさんも、革職人もグルヌイユがいなくなってすぐに死んでしまっていたのです。

幸福が逃げるのでしょうか…


“少女の香”

即ち究極の香水を作るためには12個の香料

「頭」「心」「土台」

それと“特別な”香料が必要でした。


それぞれの「頭」「心」「土台」の女性の香は手に入りました。

…つまりその課程で12人の女性の命を奪ってしまったのです。

しかし、“特別な”香料がなかなか手に入りませんでした。


ある日グルヌイユは“あの少女の香”を思わせるような女性を見つけました。

その街ではグルヌイユが殺した女性達の話題で持ちきりだったので

その女性ローラの父親は娘と共にその街から逃げました。

大事な大事な“たった1人の愛娘”

しかし、父親が心配する最中グルヌイユは“特別な”香料を手に入れたのです。

そして、グルヌイユは究極の香水を作ることができたのです。


しかし、グルヌイユは連続殺人犯として死刑が確定されてしまいました。

死刑台へ上り、グルヌイユはその究極の香水を民衆に向かって放ったのです。

その香を嗅いだ民衆はグルヌイユへの憎しみが無くなり、「愛」が溢れました。


その後、ローラの父親とグルヌイユは出会いました。

そしてお互いに自分たちが親子だということを知りました。

娘を殺された憎しみでいっぱいでしたが、息子に出会えた「喜び」、

そして息子への「愛」が溢れてきました。


「愛」を知ったグルヌイユは自分が生まれた地へ愛を返しに行きました。


…その後、彼の消息は誰も知られていません。






あらすじ終了。

感想は長いので一旦きります。
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